Audio-Technica AT4047SV 導入

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1ヶ月前くらいに購入し、ちょいちょい使ってます。

AT4047は黒い媒体のAT4050と設計は似ていて、違いはトランスがあるかないか

AT4050は音質がフラットで価格もそれほど高くないこともあって広く使われてますね。
一方、AT4047は出た当初の価格が16万くらいで国内販売もされなかったため使う人もいなかったみたい。

AT4047は海外での評判がよく、ギターやベースアンプに使われたようで、価格を改定して国内販売も始めたと

スタジオに導入した理由は、バスドラムに使うため
バスドラムの録音は、ビーターのアタックと胴鳴りの2本で録ることが多く、この胴鳴り全体をより良く録音するためにね
今まではAKGのD112を使ったりしてましたが、ダイナミックマイクなりのアタック感、D112特有の低域感は良く十分に使える音ですが、もう少し胴鳴りの部分が欲しいときがあるので、コンデンサかなと思い

コンデンサマイクはあまりに鋭いアタック音には追従しにくい部分もあるけど、バスドラムの胴鳴りなら十分に録りきれる。
まーギターアンプでの評価が高いからアタックに関しても問題はないのだろうけど

うちではギターアンプにはRoyerのR122を使ってますが、機会があればAT4047も試してみますかね。

国産品は好きだし、品質も高いのでオーテクとかサンケンの信頼度は高い。
もちろんNEUMANNもAKGも使いますけどね

IK multimedia ARC2.5使ってみた

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モニタースピーカーから出る音声は、直接耳に届く直接音と、壁、床、天井から反射してから耳に届く間接音とがあると。

そして、部屋の形状や壁等の材質、これらによる間接音と直接音の関係により、耳に届くときの音声には、特定の周波数がピーク(山)になったりディップ(谷)になったりするので、スピーカーから出力された音声を、各帯域においてフラットの状態で聞くことは難しいと。

どんなに高級で、原音に忠実と謳われているモニタースピーカーであっても、部屋の試聴環境が整っていなければ、宝の持ち腐れとなってしまう。

各オーディオメーカーや販売店などは、より原音に忠実な試聴環境となるように、スピーカーのセッティング方法や、スタンド、インシュレーターなどの情報を出していますが、そもそもの部屋の試聴環境のほうが影響は大きいように思います。

それ専用に作られたスタジオや、個人宅でもない限り、まず整った環境の部屋となることはないだろうとも思います。

で、肝心のIK MultimediaのARCですが、端的に言うと、スピーカーから出力される音声を専用のマイクで録音して、その出入力の差を補正してスピーカーからの出力がフラットな状態で耳に届くようにする便利グッズです。

このARCシステムは、最初に出た当時から使ってはいました。ただし、これによって補正をしていたわけではなく、あくまで、部屋の特性、スピーカーの設置位置確認のために使ってたと。どうしても補正後の音は定位が甘くなり、ARCのマスターを下げないと、特定の帯域によっては歪むときがあったので実用には適さないと思われたので

今回のアップデータで2.5になり、測定マイクも新しくなり、まだ、それほど厳密に聞き込んではいないですが、低域がかなり見やすくなり、定位も安定しているように思います。

やっと使える感じになったのですかね