ビンテージマイクを現代に甦らせる
現Bock AudioのDavid Bock氏
このE251Cは、David Bock氏がsoundelux時代に製造した、TELEFUNKEN Ela M251をベースにし、現代に甦らせたマイクの単一指向性バージョン、マルチパターンはsoundelux elux251、どちらも廃版となってます。
現行品は、Bock Audioのbock251として販売されてます。
David Bock氏が作り出したマイクは、真空管、コンデンサ問わず、どれもすばらしく、特にNEUMANN-U67の復刻である、U99、U99Bは、これも廃版となってますが絶賛されてます。
soundelux USA U99として、販売されており、いづれは手に入れたいマイクだなーと思っております。
「メインボーカルは、真空管マイクで録る」
U87aiと比較しても、真空管マイクで録ったボーカルは、オケに対する存在感に違いが出ます。
速いパッセージの場合には、リボンマイクやスモールダイヤフラムの方が応答性が良いので、リボンマイクのroyer R122で録ったり、コーラスはU87aiやC414で録ったりしますが、やはりメインは真空管が圧倒的に多くなります。
このE251Cにはブライトスイッチがあり、ビンテージマイクをベースにしながらも、現代的なオケにも合うように高域がその名の通り鮮やかになり、特に女性ボーカルを際立たせます。
AKGのTHE TUBEは中域に存在感があるので、男性ボーカルに合いやすく、E251Cと声質に合わせて使い分けができます。
R122、U87ai、C414、THE TUBE、E251Cがあれば、ボーカル録りで困ることはないですね。