当スタジオでは、AD/DAの変換をADATとMADIの
2つの規格を使用しておりましたが、全てをMADIに統一しました。
これまでは
ADATは、APOGEE-ROSETTA800 2台
MADIは、ANTELOPE AUDIO-ORION32 1台となっておりましたが、
ANTELOPE AUDIO-ORION32 2台とRME MADIfaceXTに変更しました。
APOGEE ROSETTA800も長年使用し、特定のチャンネルに不具合が起きたこと
また、インターフェースを複数使用することの故障の確立、ワードクロック及び配線の複雑さから
MADIへ統一することにしました。
変更後は、ブース側でプリアンプから96kHzで32chの入出力
コントロールルーム側でも32chのアウトボードへの入出力となっております。
AD/DAで大事なクロックは、コントロールルームのORION32から
ブース側のORION32とMADIfaceXTへ送るシンプルな状態となっております。
APOGEE ROSETTA800のロックな音はホント好きでしたが
ADATの規格がハイレゾの96kHzへの変換チャンネル数の少なさはネックになりつつあり
こればっかりは仕方がないこと
AD/DA変換としては、当スタジオで採用したRMEにも以外にも
focusriteのREDNETや、wavesとdigicoのDiGiGridなどもあり比較検討しましたが
REMをこれまで使ってきたこと、また、安定性や信頼性が抜群によいので
RME MADIfaceXTとANTELOPE ORION32にしました。