DAC(デジタルアナログコンバーター)を更新

令和2年1月3日 はやくも新年3日経ちましたね さて、当スタジオも機材の更新が進んでおります。 今回はタイトルにあるようにDACになります。

モニター用のDACをLavry EngineeringのDA10からRMEのADI-2 Pro FSに変更しました。

PC→MADIface XTからAESでADI-2 Pro FS→モニタースピーカーのSM9へ接続してます。

このDACはパソコンからなどのデジタル信号をモニタースピーカーなどへアナログ出力に変換するための重要な機材で 、レコーディングスタジオからマスタリングスタジオ、はたまたピュアオーディオ界隈まで価格帯もピンキリで様々な製品があります。

マスタリングスタジオなどは、Lavry EngineeringやPrismSound辺りのAD/DAが多く導入されてます。 最近はパソコンで音楽を聴く方も増え、パソコンからUSBで接続できるDACなども多くありますね。

今回更新したADI-2 Pro FSもUSB接続が可能な機種です。 ADI-2 Pro FSに興味のある方は、下記サイトから詳細をどうぞ https://synthax.jp/adi-2pro.html

アナログ録音からデジタル録音になり、またパソコンの進化とともにCD規格である16bit-44.1kHZを超えるビット深度と サンプリングレートをDTMで扱えるようになり、パソコンからの入出力先であるオーディオインターフェースも 様々な機能を持ちつつ音質も向上しつつありますが、やはり音質は専用機に限ります。 また、デジタル変換のフォーマットも一般的なPCMからDSDに対応できる製品も普及してきています。

PCMとDSDの詳しい仕様は調べてみてください。 前置きが長くなりましたが、ADI-2 Pro FSについて この製品、PCMは768kHz、DSDは11.2MHzまで扱えます。スゲーです。

当スタジオではPCM 96kHzでの録音が基本ですが、大手スタジオでも48kHzのところも未だに多いです。 クラッシックの録音では196~386kHzなどありますが、768kHzとなると多チャンネルでの録音及び再生できる ソフト自体が少なく(無いのかも?)、パソコンの負荷やデータ量、プラグインの対応など 一般的なレコーディングでの使用は現実的ではないように思われます。

なんでもRMEの開発者いわく 「自社製品開発時に必要な、高い精度を持つAD/DAコンバーターがなかった。」 で、作ったとのことでした。 DSDも扱える録音単体機として、KORGのMR2000SやTASCUMのDA-3000などありますが、これらでも、PMC192kHz、DSD-5.6MHzフォーマットです。 ADI-2 Pro FSに付属している波形編集ソフトsound itはDSD 256(11.28MHz/12.28MHz)や、PCM 768kHz/32bit(Integer)での 録音及び再生が可能となってます。

ADI-2 Pro FSのもう一つの機能として、名前にもあるFSです。 通常アナログからデジタルに変換する際に時間軸で一定とならずブレが生じます。 これ(ジッターといいます)を抑えるために、信号(クロック)を強制的に送り同期する必要があります。

特にデジタル機器を同時に複数使用する際は、きちんと同期をとらないとデジタルノイズが発生しまともに録音できなくなります。 この同期をとるための機器も各メーカーから多種多様な製品が出ていますが、ADI-2 Pro FSはFS(フェムト秒 )フェムト(1000兆分の1)秒の精度だそうです。

想像もつかねーし、よくわからなけど、スゲーです。 ANTRLOPE AUDIOの10MXは「約3000年に1秒の誤差」だそうです。どっちがすげーのかわからんです。 さてDA10からADI-2 Pro FSに変えて、肝心の音質ですが 「DA10の音は粗い」 「ADI-2 Pro FSは、その解像度からツルっとてなめらか」 と感じました。 DA10もプロユース製品として品質がよいものでしたが 如何せん古い機種となり、デジタル機器の進化を目の当たりにしました。

以前、APOGEEのRosetta800からANTELOPEのORION32に変えた時も同じように感じました。 聞きなれた音からの慣れも必要ですが、フェーダーやEQ等の変化はつかみやすく、特に高域と低域は見えやすくなりましたね。

さて、当スタジオでは今後マスタリング業務にも、さらに力を入れていく方針で、これを見据えたうえで、数あるDACの中からADI-2 Pro FSを音質はもちろんのこと機能も含め購入しました。

今後のマスタリング業務の予定としては レコーディング及びミックス用のDAWからアナログ出しでマスタリング用のアウトボードを使いADI-2 Pro FSでAD変換しDSDでマスターを録音する。

こうすることにより、DAWでのフォーマットに依存することなくまた、アナログのアウトボードで処理した音質を最高DSD11.7MHzで現状においてはアナログに一番近い状態でマスター原盤が作成できるようになります。

また、ミックス完了後に2mixを作成せずに、マスタリングすることも可能となるので、ミックスからマスタリングまでがシームレスに行えるようになります。 現在、マスタリング用のEQ、COMP、LIMITERを選定している最中で、令和2年中での業務開始を目指しております。

はてさて 長文となってしまいましたが、今回のDAC更新は音質向上はもとより、今後の業務展開も含め、当スタジオの可能性を広げるものとなりました。

RND Potico5033導入

前回の記事から結構な時間が経ってしまいましたが、アナログ機材・デジタルソフトともに、必要な箇所に必要な分だけ適材適所で導入してます。

このrupert neve designs portico 5033はEqualizer(イコライザー)

イコライザーっていうと、周波数帯域を持ち上げたり、減らしたり調整するものだけど、本来はイコール”=”で等しくする平衡化ってことで、録音する音を録音後も同じ音となるように補正するってことです。

5033は5バンドのEQで、かの有名なSSL4000Eなんかは4バンド

バンド数はいじれる帯域の数

HF(high frequency)、LMF(low mid frequency)

HMF(high mid frequency)、LF(low frequency)

がよくある4バンドEQ

5033はこれにMF(mid frequency)が追加されてます。

各帯域ごとにいじれる範囲が決まってて、これがアナログの不自由さでもありメリット、中域がもっさりしてれば、そのあたりを減らして、高域足りないと思えば足せばいい

単純だけど、これでだめなら根本的な処理が必要になるかなと

5バンドのEQはマスタリング用とかに多く、ミックス用にはあまりなく、これがあれば、まー困ることはないかなと

音質は、どこをどういじっても自然、嫌味が無いSSL4000Eがスパスパっとした感じに比べ、もっちりふくよかで音楽的な素晴らしいEQ

steingergからplugin化されてます。

yamahaのモデリング技術を使い、本家RUPERT NEVEさんが認め販売されてます。

RND Portico 5033 EQ

 

 

 

 

AD/DA全てをMADIへ変更しました。

当スタジオでは、AD/DAの変換をADATとMADIの

2つの規格を使用しておりましたが、全てをMADIに統一しました。

 

これまでは

ADATは、APOGEE-ROSETTA800 2台

MADIは、ANTELOPE AUDIO-ORION32 1台となっておりましたが、

 

ANTELOPE AUDIO-ORION32 2台とRME MADIfaceXTに変更しました。

 

APOGEE ROSETTA800も長年使用し、特定のチャンネルに不具合が起きたこと

また、インターフェースを複数使用することの故障の確立、ワードクロック及び配線の複雑さから

MADIへ統一することにしました。

 

変更後は、ブース側でプリアンプから96kHzで32chの入出力

コントロールルーム側でも32chのアウトボードへの入出力となっております。

 

AD/DAで大事なクロックは、コントロールルームのORION32から

ブース側のORION32とMADIfaceXTへ送るシンプルな状態となっております。

 

APOGEE ROSETTA800のロックな音はホント好きでしたが

ADATの規格がハイレゾの96kHzへの変換チャンネル数の少なさはネックになりつつあり

こればっかりは仕方がないこと

 

AD/DA変換としては、当スタジオで採用したRMEにも以外にも

focusriteのREDNETや、wavesとdigicoのDiGiGridなどもあり比較検討しましたが

REMをこれまで使ってきたこと、また、安定性や信頼性が抜群によいので

RME MADIfaceXTとANTELOPE ORION32にしました。

 

IK multimedia ARC system 2.5 vs sonarworks reference4 音場補正ソフト

モニタースピーカーの音場調整システム

ソフトとしては、ARC2.5とreference4が主なところ
genelecだとモニタースピーカー自体に
SAMって言う自動キャリブレーションが
ついてるシリーズがあったり
もともとARC2.5をスピーカーのセッティングのために使用していて、音場補正自体には使ってない現状で
reference4の評判が良いらしということで、どんなもんだろって好奇心だけで購入しました。
それぞれのソフトには専用の測定用マイクがありまして
上からreference4、ARC2.5、ARC2.0用の測定マイク
reference4は、dayton audio EMM-6、ARC2.0は、behringer ECM8000と思われます。
で、reference4の測定マイクは、それぞれ個体差のデータがあり、品番によって補正されます。
で、さっそく結論ですが
reference4のほうがいいです。
まず、測定方法がreference4のほうが理にかなってる。
reference4は、最初にリスニングポジションを決めて、スピーカーを測定!
これによって、リスニングポジションからのスピーカーまでの距離、スピーカーの間隔が測定、計算されます。
実測値と違う場合には合わせることも可能です。
その次に、リスニングポジション周辺(12箇所だったかな?)の測定をしますが
この時の測定方法がARCと違うところで、理にかなってるなと思います。
reference4は、テスト信号を流して、モニタースピーカーに対する測定マイクの位置をソフトが認識、確認し
測定範囲内にあれば測定を開始します。
次に、リスニングポジションに対して必要な測定位置を、測定の度に計算し、足りない範囲を次の測定位置とする。
ARCでは測定範囲も測定箇所数(最低測定箇所数はあります)も任意で、どの範囲を何回測定すれば
ソフトが補正するための正確なデーターとなるのかが不明確なのかなと思います。
こういったものは、本当の正解がわからないため、判断しようがない
とすれば、その過程が理に適っていると思われるほう選ぶのが正解かな?
あとは、ソフトとしての細かい仕様とかもreference4のほうが優位です。
そして、これが極め付けで
ヘッドホン用の補正!
こりゃーかなりいいですよ!
モニタースピーカーとの差が少なくなります。
対象ヘッドホンも余程レアなものじゃなければ、大体揃ってます。
予想外過ぎて、目から鱗でした!
ARCも3.0とかになれば、画期的な何かがあるのかも!
と、期待してます。

AUDUO-TECHNICA 4080導入

桜も散りつつ、日ごとに暖かくなってきている中、相変わらず録音機材の収集してます。

AUDIO-TECHNICA4080 リボンマイク

ROYER R122 MKⅡを宮地楽器さんから購入した時に、リボンマイクを何本か試聴し感触がすごくよかったマイク

その時はアコギと声で、近め、遠めで試して、オールマイティに使えるマイクだなと

AUDIO-TECHNICAのマイク全般の特色である「フラットさ」を、リボンマイクでも感じることのできるマイク

Royer R122はアクティブ回路なこともあり、若干硬質な音色(特に低域)なのに対し、AT4080全体的にふんわりした音色

低域も十分に出ていて、高域もリボンマイクにしては十分に出ていて、楽器によってはEQで高域を突く必要がないくらい

ここまで書いててなんですが、このマイクすごいですよ

 

AKG C451などのスモールダイアフラムマイクでドラムトップを録音すると、ローカットしてシンバルにフォーカスした音色にすることが多いと思いますが、AT4080だと、AT4080を主として、各パーツの音色を足していくような音色で、まとまりがよいドラムが作れますね

 

ボーカルに使っても、中低域がしっかり出ているので、存在感がある音で真空管マイクとはまた違った使い出があります

 

現状、ナレーションに使ってみたいと思ってます

 

AT4047とAT4080

DAC(デジタルアナログコンバーター)を更新

モニター用のDACをLavry EngineeringのDA10からRMEのADI-2 Pro FSに変更しました。
PC→MADIface XTからAESでADI-2 Pro FS→モニタースピーカーのSM9へ接続してます。

このDACはパソコンなどからのデジタル信号をモニタースピーカーへのアナログ出力に変換するための重要な機材でレコーディングスタジオからマスタリングスタジオ、はたまたピュアオーディオ界隈まで価格帯もピンキリで様々な製品があります。
マスタリングスタジオなどは、Lavry EngineeringやPrismSound辺りの製品が多く導入されてます。

最近はパソコンで音楽を聴く方も増え、パソコンからUSBで接続できるDACなども多くありますね。
今回更新したADI-2 Pro FSもUSB接続が可能な機種です。

ADI-2 Pro FSに興味のある方は、下記サイトから詳細をどうぞ
https://synthax.jp/adi-2pro.html
アナログ録音からデジタル録音になり、またパソコンの進化とともにCD規格である16bit-44.1kHZを超える
ビット深度とサンプリングレートをDTMで扱えるようになり、パソコンからの入出力先であるオーディオインターフェースも様々な機能を持ちつつ音質も向上しつつありますが、やはり音質は専用機に限ります。

また、デジタル変換のフォーマットも一般的なPCMからDSDに対応できる製品も普及してきています。
PCMとDSDの詳しい仕様は調べてみてください。
前置きが長くなりましたが、ADI-2 Pro FSについて

この製品、PCMは768kHz、DSDは11.2MHzまで扱えます。スゲーです。

当スタジオではPCM 96kHzでの録音が基本ですが、大手スタジオでも48kHzのところも未だに多いです。
クラッシックの録音では196~386kHzなどありますが、768kHzとなるとマルチチャンネルでの録音及び再生できるソフト自体が少なく(無いのかも?)、パソコンの負荷やデータ量、プラグインの対応など、一般的なレコーディングでの使用は現実的ではないように思われます。

なんでもRMEの開発者いわく
「自社製品開発時に必要な、高い精度を持つAD/DAコンバーターがなかった。」
で、作ったとのことでした。

DSDも扱える録音単体機として、KORGのMR2000SやTASCUMのDA-3000などありますが、これらでも、PMC192kHz、DSD-5.6MHzフォーマットです。

ADI-2 Pro FSに付属している波形編集ソフトsound itはDSD 256(11.28MHz/12.28MHz)や、PCM 768kHz/32bit(Integer)で2チャンネルの録音及び再生が可能となってます。スゲーですよこれ
ADI-2 Pro FSのもう一つの機能として、名前にもあるFSです。
通常アナログからデジタルに変換する際に時間軸で一定とならずブレが生じます。
これ(ジッターといいます)を抑えるために、信号(クロック)を送り同期する必要があります。
特にデジタル機器を同時に複数使用する際は、きちんと同期をとらないとまともに録音できなくなります。

この同期をとるための機器も各メーカーから多種多様な製品が出ていますが、ADI-2 Pro FSはFS(フェムト秒 )フェムト(1000兆分の1)秒の精度だそうです。
想像もつかねーし、よくわからなけど、スゲーです。

ANTRLOPE AUDIOの10MXは「約3000年に1秒の誤差」だそうです。どっちがすげーのかわからんです。
さてDA10からADI-2 Pro FSに変えて、肝心の音質ですが
「DA10の音は粗い」
「ADI-2 Pro FSは、その解像度からツルっとてなめらか」
と感じました。

DA10もプロユース製品として品質がよいものでしたが
如何せん古い機種となり、デジタル機器の進化を目の当たりにしました。

以前、APOGEEのRosetta800からANTELOPEのORION32に変えた時も同じように感じました。

聞きなれた音からの慣れも必要ですが、フェーダーやEQ等の変化はつかみやすく、特に高域と低域は見えやすくなりましたね。
さて、当スタジオでは今後マスタリング業務にも、さらに力を入れていく方針で、これを見据えたうえで、数あるDACの中からADI-2 Pro FSを音質はもちろんのこと機能も含め購入しました。

今後のマスタリング業務の予定としては

レコーディング及びミックス用のDAWからアナログ出しでマスタリング用のアウトボードを使いADI-2 Pro FSでAD変換しDSDでマスターを録音する。
こうすることにより、DAWでのフォーマットに依存することなくまた、アナログのアウトボードで処理した音質を最高DSD11.7MHzで現状においてはアナログに一番近い状態でマスター原盤が作成できるようになります。

また、ミックス完了後に2mixを作成せずに、マスタリングすることも可能となるので、ミックスからマスタリングまでがシームレスに行えるようになります。
現在、マスタリング用のEQ、COMP、LIMITERを選定している最中で、令和2年中での業務開始を目指しております。
はてさて
長文となってしまいましたが、今回のDAC更新は音質向上はもとより、今後の業務展開も含め、当スタジオの可能性を広げるものとなりました。

SOUNDELUX E251C 導入


ビンテージマイクを現代に甦らせる
現Bock AudioのDavid Bock氏

このE251Cは、David Bock氏がsoundelux時代に製造した、TELEFUNKEN Ela M251をベースにし、現代に甦らせたマイクの単一指向性バージョン、マルチパターンはsoundelux elux251、どちらも廃版となってます。

現行品は、Bock Audioのbock251として販売されてます。

David Bock氏が作り出したマイクは、真空管、コンデンサ問わず、どれもすばらしく、特にNEUMANN-U67の復刻である、U99、U99Bは、これも廃版となってますが絶賛されてます。

soundelux USA U99として、販売されており、いづれは手に入れたいマイクだなーと思っております。

 

 

「メインボーカルは、真空管マイクで録る」

U87aiと比較しても、真空管マイクで録ったボーカルは、オケに対する存在感に違いが出ます。

速いパッセージの場合には、リボンマイクやスモールダイヤフラムの方が応答性が良いので、リボンマイクのroyer R122で録ったり、コーラスはU87aiやC414で録ったりしますが、やはりメインは真空管が圧倒的に多くなります。

 

このE251Cにはブライトスイッチがあり、ビンテージマイクをベースにしながらも、現代的なオケにも合うように高域がその名の通り鮮やかになり、特に女性ボーカルを際立たせます。

AKGのTHE TUBEは中域に存在感があるので、男性ボーカルに合いやすく、E251Cと声質に合わせて使い分けができます。

 

R122、U87ai、C414、THE TUBE、E251Cがあれば、ボーカル録りで困ることはないですね。

 

 

Audio-Technica AT4047SV 導入

IMG_2413

1ヶ月前くらいに購入し、ちょいちょい使ってます。

AT4047は黒い媒体のAT4050と設計は似ていて、違いはトランスがあるかないか

AT4050は音質がフラットで価格もそれほど高くないこともあって広く使われてますね。
一方、AT4047は出た当初の価格が16万くらいで国内販売もされなかったため使う人もいなかったみたい。

AT4047は海外での評判がよく、ギターやベースアンプに使われたようで、価格を改定して国内販売も始めたと

スタジオに導入した理由は、バスドラムに使うため
バスドラムの録音は、ビーターのアタックと胴鳴りの2本で録ることが多く、この胴鳴り全体をより良く録音するためにね
今まではAKGのD112を使ったりしてましたが、ダイナミックマイクなりのアタック感、D112特有の低域感は良く十分に使える音ですが、もう少し胴鳴りの部分が欲しいときがあるので、コンデンサかなと思い

コンデンサマイクはあまりに鋭いアタック音には追従しにくい部分もあるけど、バスドラムの胴鳴りなら十分に録りきれる。
まーギターアンプでの評価が高いからアタックに関しても問題はないのだろうけど

うちではギターアンプにはRoyerのR122を使ってますが、機会があればAT4047も試してみますかね。

国産品は好きだし、品質も高いのでオーテクとかサンケンの信頼度は高い。
もちろんNEUMANNもAKGも使いますけどね

IK multimedia ARC2.5使ってみた

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モニタースピーカーから出る音声は、直接耳に届く直接音と、壁、床、天井から反射してから耳に届く間接音とがあると。

そして、部屋の形状や壁等の材質、これらによる間接音と直接音の関係により、耳に届くときの音声には、特定の周波数がピーク(山)になったりディップ(谷)になったりするので、スピーカーから出力された音声を、各帯域においてフラットの状態で聞くことは難しいと。

どんなに高級で、原音に忠実と謳われているモニタースピーカーであっても、部屋の試聴環境が整っていなければ、宝の持ち腐れとなってしまう。

各オーディオメーカーや販売店などは、より原音に忠実な試聴環境となるように、スピーカーのセッティング方法や、スタンド、インシュレーターなどの情報を出していますが、そもそもの部屋の試聴環境のほうが影響は大きいように思います。

それ専用に作られたスタジオや、個人宅でもない限り、まず整った環境の部屋となることはないだろうとも思います。

で、肝心のIK MultimediaのARCですが、端的に言うと、スピーカーから出力される音声を専用のマイクで録音して、その出入力の差を補正してスピーカーからの出力がフラットな状態で耳に届くようにする便利グッズです。

このARCシステムは、最初に出た当時から使ってはいました。ただし、これによって補正をしていたわけではなく、あくまで、部屋の特性、スピーカーの設置位置確認のために使ってたと。どうしても補正後の音は定位が甘くなり、ARCのマスターを下げないと、特定の帯域によっては歪むときがあったので実用には適さないと思われたので

今回のアップデータで2.5になり、測定マイクも新しくなり、まだ、それほど厳密に聞き込んではいないですが、低域がかなり見やすくなり、定位も安定しているように思います。

やっと使える感じになったのですかね

 

マイク比較2 royer-R122,AKG-C414,shure-sm57

前回に引き続きマイク比較

今回はエレキギターのアンプ録音での比較です。
ギターはストラト
アンプは5150

マイクのセッティングは写真のとおり

ギターアンプのスピーカーコーンに対して同じ距離と場所となるように
マイクを配置したので、個々の録り音は考えてないです。
あくまでもマイクの音質比較です。
マイクプリは、癖の少ないGMLにしました。

同じフレーズで、最初shure57、次royer-R122、その次AKG-C414の順番です。

ギターが下手くそだとか、つかえねー録り音とかは言わないで、お聞きくださいね

shure57は高域がシャリっとしてて
R122は中域があって落ち着いた感じ
C414は高域もあって57とR122の間くらいの中域

こう書いてみるとC414が良さそうですが
あくまでも同じ距離と場所となるように配置した結果なので
セッティングを詰めれば、結果は幾分変わります。

マイク選びの参考にしてくださいね

次回は同じくエレキギターのアンプ録音で
マイクはroyer-R122でマイクプリを変えた音源を比較します。